ブログの文章をうまく書けるようになりたくて
“文章読本“ なるものを数冊読んでみた。
文章のプロたちが
書き方や大事に思っているところが
それぞれ微妙に違っていたり
また、何故そう思うのか
その理由のどれもが説得力を持っていた。
私にとっての答えは
実際に書いてみて自分に合うものを
試行錯誤しながら見つけていけばいいのだろう。
素直にそう思えた。
また、どの本にも共通した、
文章上達のために推奨しているものもあった。
そのひとつが
「古典を学ぶ」ということだった。
古典、古文。
学生時代、私はそれらの劣等生だった。
このブログで本が好きと
ブログタイトルにまで入れているくせに、マズい・・
わたしはただの一冊も古典文学を読破したことがない。
偏りある本好きなんですと言い張って乗り切れるだろうか。
まあ、過去はいい。(逃げよう)
文章のプロ達がこぞって推すには訳がある。
そう思ったわたしは
ただ今、万葉集を読んでいるところである。
日本最古の歌集「万葉集」
そこには、千年以上も前の万葉びとの
喜びや嫉妬、別れの哀しみ、ユーモアや裏切りがあり
現代を生きる私たちのすぐ側にある感情と
同じ温度の息遣いが感じられる。
長くなりそうなので、今日はこのあたりで。
明日は、こころに残った万葉集の一節をご紹介します。