denimm日誌

雑記帳

パクツイさん、サンキュー

海に向かって「バカヤローっ!」て叫んだだけで

海から意識高い人間がザバアーッって顔を出して

「バカなのは貴方ではないですか?」

とか言い始めるのが現代のインターネット

 

って誰かの呟き。

一部ではパクツイと呼ばれるものらしいが

初見だった私には、分かりすぎるぞと味わってしまった。

 

嫌な気持ちを沸き立たせるものに出会うと

ちっぽけな脳ミソの情報処理が追い付かない。

そんな時、

今の状況にすっぽり収まる言葉が放り込まれるだけで

なんだか、笑えてしまう。

 

パクツイの主さん、ありがとう。

少なくともあなたは今日の私を助けてくれました。

 

そう。 

その光景はまるで公開イジメを見せられているような、

呪いのような得体の知れないものが底流にあって

本当の呪いの正体を

言っている本人たちも気付いてないのか

気付いていても見ないようにしているのか

その不安定さが、

余計に抱える闇が深い事を

浮き上がらせているようだった。

 

結してわたしに向けられているわけではない言葉。

 

けれど、それらを見聞きしただけで

嫌な気持ちを夕方5時に引きずる私は

つくづくメンタルが豆腐だと思い知らされる。

 


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豆腐は脆いが

食べるとウマー。

 

片付けメリット 暫定第1位

片付けメリット 今日の第1位

 

普段が圧倒的おっちょこ&ズボラな母でも

印象操作1000%増しで 

“ちゃんとしたお母さん” として扱われる事。

 


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ふぅ、今年の家庭訪問も無事終了。

さぁ、これから1年、

ボロを出さずに乗り切れるか、がんばれわたしっ。

子どもたちからのご褒美

上の子のときから数えると、何冊も小学生の子どもたちの前で絵本を読む機会をもらいました。

わたしの参加する読み聞かせボランティアでは、年度末に子どもたちからそれぞれお手紙を受け取ります。

 


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この本が楽しかったとか、来年も来てくださいとか、中には、声がはっきり大きな声で聞きやすくてぼくは感心しました、とお褒めのお言葉まで。笑
また、とくに嬉しい感想は、また読みたくて図書館で自分で探して読みました、というもの。

微力ではあるけれど、小さな人たちの本に触れるきっかけになれたなら、これ以上の喜びってないなあと思いました。

 

これらのお手紙は、毎年この時期のお楽しみです。
来年も楽しく読み聞かせに行きたいと思っています。

 

お手紙から子どもたちに、好評だったのはこちらの3冊。小学校2年生です。


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ハーキン バーニンガム著

チムとゆうかんなせんちょうさん アーデイゾーニ著

いつもちこくのおとこのこージョンパトリックノーマンマクヘネシー バーニンガム著

内なる声に

慌しい日常を生きるわたしたちは

時には立ちどまって

自分の “内なる声” に

耳を傾けることは無駄な時間ではないと思う。

 

かと言っていきなり

さあ、やってごらんなさい と言われても

どうしたらいいのか戸惑うばかりだ。

 

そんな時は

部屋を片付けることはかなり有効だと思う。

暮らしを整える。

 

N.D.ウオルシュは著書の中で

「外の世界を静かにさせて、内側の世界が見えてくるようにする」

との言葉を残している。

 

視覚情報が80%以上を占める条件下で

乱雑な部屋はそれだけで脳にとって情報過多なのである。

 

 

先日わたしは

友人であり現在セラピストになるべく勉強中の

ひの和江さんから

あるセラピーを受ける機会をもらった。

 

そのセラピーの名はアクティブカラーセラピーというものだ。

 


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セラピストから出される設問に従って

十二色のカラーからひと色を選び出し

その色から自分の持つイメージを

自ら湧き出る言葉で紡いでいく。

 

そこに、セラピストの介入や操作はなく

まさに “内なる声” に耳を傾ける時間がそこにはある。

 

こちらのアクティブカラーセラピー

創始者の吉原峰子さんによる

長年に渡って構築されたセラピーのスキルを公開した本が

この十二月に出版される。

 

セルフセッションできるほどの内容が公開されているとの事で

予約を受け付け中のAmazonでは

現在 売れ筋ランキング1位に。

 

 

12色セラピーで悩みがすっと消える ー 解決法は自分が知っている

12色セラピーで悩みがすっと消える ー 解決法は自分が知っている

 

 

 

母親としての目線で思うところは

反抗期の男の子は

ふだん軽口を叩くような子も

大事な芯に迫った問いかけには

気持ちを打ち明けてはくれないものだが

 

このセラピーを用いれば

想いの糸口や

本人でさえもまだ輪郭を持たない感情に言葉を与え

気づきをもたらしてくれる可能性を

期待できるのではないか、

そう感じた。

 

ご興味のある方は

書店でぜひお手に取ってみられたらいいと思う。

わたしも心待ちにしているひとりである。

 

 

 

 

 

 

 

コウノドリ 四宮先生の言葉から

昨日、夫婦で録画したコウノドリを観る。

 

初めての子育てに

不安を募らせる出産直後の母親に対して

“俺も手伝うから” と

当事者意識なさげな父親に対して


“手伝うじゃない、あんたの子だ” 

って言い放った四宮先生の言葉に

ブラボー♪の拍手を思わずしたら


“この父親、お前がやれ❗って嫁に言ってないよ。

この父親って子育てに、少なくとも前向きなのに?”


って、悲しそうに私に言ってきた夫。

 

いま考えたら、そうだなぁと。

 

日に日に膨らむ自分のお腹の中で

十月十日、命を育んで出産した女性と

その日から親となる男性とじゃ
意識に差が出るって、当たり前の話しかなって思う。

 

そこから、夫婦はある意味、戦友になり
女親は、夫に芽生えた親になるんだって気持ちを

大事にする方が現実的だと思う。


子育てに取り組むったって、

乳児の内は、夫はまず自分のことを自分でやる、って事が

一番大事じゃないかなぁ。

出しっぱなしにしないで、片付けとか洗い物とかね。

 

どんなにお世話好きな女性でも

素っ裸で生まれて

自分では何ひとつ出来ない

わたしがいなきゃ死んじゃうっていう

小さくて、でも圧倒的な存在に振り回されて

大人の夫のお世話は二の次になってしまう。

 

そもそもお母さん自身が、

まだご飯も食べられてなかったり

トイレにも行けなくて膀胱炎になった

抱っこのやり過ぎで腱鞘炎になった

なんて話は

珍しくもないお母さんあるあるだ。

 

赤ちゃんのお世話の合間に、

どうにか片付けた部屋やキッチンが、

夜中目覚めた時に散らかってたり、

油まみれだと、

もう言葉にならない消耗がある。(遠い目)

 

そこをぐっと堪えて、少しやってくれても、

ありがとねって感謝の言葉にする。

今にも無くなりそうな “小さな芽” でも

それにお水をあげるように

出来ない私を助けてくれると嬉しいんだよって

気持ちを伝える作業、

そこを面倒がらない方が

お母さんが楽になれると思う。

 

キャパオーバーのままひとりでやろうとしたり

実家の親に逃げたりしていたら

この子を育てる当事者は

“あなたとわたし“ なんだって

本当の意味でいつまでたっても

分かってはもらえなかいかもしれない。

 


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結婚して十六年、わたしの夫は

家事も育児も率先して楽しんでくれる夫になった。

その事が何より嬉しいしありがたく思う。

 

新婚当初は、脱いだパンツが

∞←こんな形で洗濯機の前に放置されていた夫。


わたし、勝ったと思う。笑

こどもに絵本を読むその前に、手にしてほしい本「えほんのせかいこどものせかい」

「子どもが、絵本から受けるそぼくな感動を、うんと大事にしてやってください。」

 


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「えほんのせかいこどものせかい」松岡享子著

日本エディッタースクール出版部

 

絵本というもの、読み聞かせということについて

輪郭さえ持っていなかったぼんやりとした疑問を持っていたわたしに

答えをくれた本です。

物語や絵本を子どもに読むとき、

純粋に子ども達に喜んでもらいたいという気持ち以外に

この物語から何かしらを学んでほしいという気持ち。
数年前まで私はいわば絵本に

明日のための道徳的役割をも求めていました。

こちらの本は

子どもにとっての絵本の存在がどうあるべきか

なぜ大人側の事情を入れない方がいいのか

分かりやすく、読み手の心に収まりやすい

優しい口調でお書きになっています。

 

「性急に『あす』に手をのばして、考えることをしいることは、子ども達の感動する能力を弱めるのではないでしょうか。絵本の時代は、『きょう』の時代」

 

傲慢になりがちな大人のわたしたちに、

とるべき立ち位置を思い起こさせてくれます。

こちらの本にもっと早くに出会いたかった。

 

小さな子どものお父さん、お母さん

また絵本に関わるすべての人に

一読をお勧めしたい本です。

 


これほどの良書が図書館で検索すると

書庫にありました。

ということは

一年以上誰にも求められてなかったということ。
多くの出版物がある中、

人の一生で読める本には限りがありますね。

選択肢が増えるほどに、

わたしたち大人の選書力は求められる。

そんなことも感じました。

たゆたうままで

桜庭一樹の本、私の男を読了。

この描写、この言葉を二階堂ふみ浅野忠信が、映画の中でどう演じたのか観たいけど、本と感じが違ってたり、印象的に思えたシーンが映画で描かれてなかったりすると、途端に自分の中で作品自体が色を失くしてしまう自己中だから、今はこのまま、たゆたう気持ちのままでいる。

 


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