denimm日誌

雑記帳

差し出された諭吉

近所の人気パン屋さんに寄る。


パンをふたつ選んで、レジに並ぶ。


ふと見ると、

わたし以外、列の前ふたり、うしろの人も、

トレイには

溢れんばかりの大量のパンが乗せられていた。


「480円です。」


レジの店員さんに告げられたわたしは、

咄嗟に諭吉さんを渡していた。


いつもなら、英世さんを差し出すくせに。

 


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ちいさな見栄を

分かってほしい昼下がり。