denimm日誌

雑記帳

習慣がくれる力

習慣ってすごいなぁと思う。



朝5時半に起きて、主人にお弁当を渡し
子どもたちに朝食を摂らせ、学校へ送り出すこと。

拭き掃除までは終わらせて、朝、家を出ること。

自分なりの美味しい夜ごはんを用意すること。

寝る前のえほんを読んで
9時には子どもと一緒に布団に入ってあげること。


こうして書いてしまえば、
全くもってドラマ性のない、他愛ない日々。
これが、私の日常である。

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けれど
時に人は生きていれば
思いもよらない状況に出会う場面や
こころ密かに負の感情に囚われることもある。

そんな時こそ
日々 積み重ねた暮らしの習慣が
味方になってくれることを実感する。

普段の半分ほどの気力しかなくても
積み上げた家しごとの習慣は
その場をしのぐ程度にはちゃんと機能してくれる。

手や身体を普段動かしているうちに
わたし自身の調子を、
取り戻していく感覚を覚えるのだ。

そして、いろいろあっても
自分なりの合格点を出せた家しごとを
褒めてあげたいような
そんな小さな誇りも胸に抱いている。


こんなことをつらつら書く私も、以前は
重い気持ちをひきづったまま
散らかった部屋で
溜まっていく家事や不慣れな子育てに
窮々とした時期があった。

いらいらした気持ちのしわ寄せは
すぐそばにいる弱きもの、小さきものに
ぶつけてしまう。

では、そんな私は気が晴れたのかと言えば
愛しいわが子への罪悪感でいっぱいという
シナリオが待っているだけ。


日々の積み重ねは侮れない。
そのためには、まずは今の日々の習慣を見直す。

整える。

悪しき習慣を手放して
当たり前の日常の中に
丁寧な暮らしを溶け込ませれば
もう、しめたもの。