7年間という歳月が
心変わりさせることだってあるだろうし
自分の子どもが欲しいって気持ちは
人に備えられた本能に近いものだとも思う。
けれど貴理子さんの夫には
たとえ、別の好きな人ができたといった
分かりやすくアケスケで下衆な言葉でいい…
せめて彼女に優しい嘘をついてあげてほしかった。
男も与えたものはあっただろうけど
最後に手渡せる優しい嘘に見合う以上のものを
彼女から受け取ってきたでしょうに…
明るく笑う表舞台の影で
彼女はいっぱい泣いてるのでしょう
そう思うと胸がいたい。