denimm日誌

雑記帳

コウノドリ 四宮先生の言葉から

昨日、夫婦で録画したコウノドリを観る。

 

初めての子育てに

不安を募らせる出産直後の母親に対して

“俺も手伝うから” と

当事者意識なさげな父親に対して


“手伝うじゃない、あんたの子だ” 

って言い放った四宮先生の言葉に

ブラボー♪の拍手を思わずしたら


“この父親、お前がやれ❗って嫁に言ってないよ。

この父親って子育てに、少なくとも前向きなのに?”


って、悲しそうに私に言ってきた夫。

 

いま考えたら、そうだなぁと。

 

日に日に膨らむ自分のお腹の中で

十月十日、命を育んで出産した女性と

その日から親となる男性とじゃ
意識に差が出るって、当たり前の話しかなって思う。

 

そこから、夫婦はある意味、戦友になり
女親は、夫に芽生えた親になるんだって気持ちを

大事にする方が現実的だと思う。


子育てに取り組むったって、

乳児の内は、夫はまず自分のことを自分でやる、って事が

一番大事じゃないかなぁ。

出しっぱなしにしないで、片付けとか洗い物とかね。

 

どんなにお世話好きな女性でも

素っ裸で生まれて

自分では何ひとつ出来ない

わたしがいなきゃ死んじゃうっていう

小さくて、でも圧倒的な存在に振り回されて

大人の夫のお世話は二の次になってしまう。

 

そもそもお母さん自身が、

まだご飯も食べられてなかったり

トイレにも行けなくて膀胱炎になった

抱っこのやり過ぎで腱鞘炎になった

なんて話は

珍しくもないお母さんあるあるだ。

 

赤ちゃんのお世話の合間に、

どうにか片付けた部屋やキッチンが、

夜中目覚めた時に散らかってたり、

油まみれだと、

もう言葉にならない消耗がある。(遠い目)

 

そこをぐっと堪えて、少しやってくれても、

ありがとねって感謝の言葉にする。

今にも無くなりそうな “小さな芽” でも

それにお水をあげるように

出来ない私を助けてくれると嬉しいんだよって

気持ちを伝える作業、

そこを面倒がらない方が

お母さんが楽になれると思う。

 

キャパオーバーのままひとりでやろうとしたり

実家の親に逃げたりしていたら

この子を育てる当事者は

“あなたとわたし“ なんだって

本当の意味でいつまでたっても

分かってはもらえなかいかもしれない。

 


f:id:denimm1222:20171020003618j:image

 

結婚して十六年、わたしの夫は

家事も育児も率先して楽しんでくれる夫になった。

その事が何より嬉しいしありがたく思う。

 

新婚当初は、脱いだパンツが

∞←こんな形で洗濯機の前に放置されていた夫。


わたし、勝ったと思う。笑

こどもに絵本を読むその前に、手にしてほしい本「えほんのせかいこどものせかい」

「子どもが、絵本から受けるそぼくな感動を、うんと大事にしてやってください。」

 


f:id:denimm1222:20171010032542j:image

 

「えほんのせかいこどものせかい」松岡享子著

日本エディッタースクール出版部

 

絵本というもの、読み聞かせということについて

輪郭さえ持っていなかったぼんやりとした疑問を持っていたわたしに

答えをくれた本です。

物語や絵本を子どもに読むとき、

純粋に子ども達に喜んでもらいたいという気持ち以外に

この物語から何かしらを学んでほしいという気持ち。
数年前まで私はいわば絵本に

明日のための道徳的役割をも求めていました。

こちらの本は

子どもにとっての絵本の存在がどうあるべきか

なぜ大人側の事情を入れない方がいいのか

分かりやすく、読み手の心に収まりやすい

優しい口調でお書きになっています。

 

「性急に『あす』に手をのばして、考えることをしいることは、子ども達の感動する能力を弱めるのではないでしょうか。絵本の時代は、『きょう』の時代」

 

傲慢になりがちな大人のわたしたちに、

とるべき立ち位置を思い起こさせてくれます。

こちらの本にもっと早くに出会いたかった。

 

小さな子どものお父さん、お母さん

また絵本に関わるすべての人に

一読をお勧めしたい本です。

 


これほどの良書が図書館で検索すると

書庫にありました。

ということは

一年以上誰にも求められてなかったということ。
多くの出版物がある中、

人の一生で読める本には限りがありますね。

選択肢が増えるほどに、

わたしたち大人の選書力は求められる。

そんなことも感じました。

たゆたうままで

桜庭一樹の本、私の男を読了。

この描写、この言葉を二階堂ふみ浅野忠信が、映画の中でどう演じたのか観たいけど、本と感じが違ってたり、印象的に思えたシーンが映画で描かれてなかったりすると、途端に自分の中で作品自体が色を失くしてしまう自己中だから、今はこのまま、たゆたう気持ちのままでいる。

 


f:id:denimm1222:20171007190922j:image

 

 

プチ朗読会

最近、古典に触れるのが楽しくて

齋藤孝さんの本

「声に出して読みたい日本語」という

素敵な水先案内に従って

わが家では、プチ朗読会が開かれています。

 


f:id:denimm1222:20171003191331j:image

 

こちらの本では

古典や落語、近代文学から

素晴らしい日本の言の葉を紐解きながら

暗唱や朗唱の大切さを

繰り返し語りかけてくれます。

 

古典の一節を読んでいたら

次男も興味を持ってくれたので

最近、寝る前の絵本の読み聞かせの時に

一緒に朗読しています。

 

リズムがいいので

子どもも嫌がらずしてくれるのがいいですね。

継続して1ヶ月くらいですが

今は、次男のほうから

きょうはどれにする?と聞いてきます。

 

中2で反抗期の長男の母親でもあるわたしは

この時間が短いものだと言うことを知っているから

本をパラパラと捲る幼な子の横顔が可愛いなと思っています。

 

今日も親バカブログでした。笑

読んでくださって

ありがとうございます。

 

 

 

 



優勝はかまいたち@キングオブコント2017

キングオブコント2017が終わりましたね。

 


f:id:denimm1222:20171002133133j:image

*キングオブコント公式サイトより

 

 

今年の優勝は

大阪の実力派かまいたち

(このまま敬称略で書かせてもらいますね)

 

一本目のネタは

審査員の松本人志

本人たちもウケてんのが分かってやってる

って、言ってましたが

本当にそれぐらい面白かったー。

 

二本目に持ってきたネタは

予選でそこそこスベったらしいネタだそう。

それを練り直して、

この決勝にぶつけてくるあたり

踏んできた場数

賭けてきた時間

そこからの自信

絶対に獲るんだ!! という

気の強さが垣間見られて

お笑い好きとしては震えるエピソード。

 

それが見事に会場にはまって

文句なしの優勝。

 

コンビのおふたりともが

今年ご結婚して、

キングオブコントの頂点に立った2017。

今年は忘れられない年になるのでしょうね。

おめでとうございます。

 

わたし一押しの大会5度目出場の

さらば青春のひかりは第3位。

すごく面白かったけど

かまいたちの膝に大ダメージを負う動きは

会場を持っていった感が。。

 

来年もまた、さらばのおふたりを

この舞台で見たいなあ。

 

GAG少年楽団は少し緊張が

洩れちゃってる気がして

わたしが勝手にドキドキした。

こちとら、ネタ見て、笑うしかできないのに。笑

だってね、以前ネタを見た時と

少し印象が違っていた気がしたから。

南海キャンディーズ山里さんのデスノートが発動か。

結果は最下位だった。。

*彼がラジオなどで言及すると不吉な事が起こるとされる噂

 

でも、過去のMー1って大会では

今や超がつく売れっこの

チュートリアルおぎやはぎも最下位だったことが。

 

そこからの現在の活躍だから

今後に期待して

GAGの面白いコントを

また見に行きたいなあと思っています。

 

 

そして、今大会で一番爪痕を残したのが

結成わずか5か月の男女コンビにゃんこスター

トップ通過の、結果2位。

 

もう、キングオブコントを使って

世間に鮮烈な自己紹介した印象。

ニュースター&ヒロインの誕生ですよ。

爪痕の付け方がなんて言うか

Mー1に出てきたメープル超合金を彷彿とさせる。

 

しかも、ひとりは一見ふつうな感じの女の子、

早稲田大学出身の才女だそうで

まだまだ未開の引き出しがありそうで楽しみ。

バラエテイ番組やクイズ番組に

ここからじゃんじゃん目にするかもしれませんね。

 

まだまだ語れきれないキングオブコント

今夜はわたしは夫と

まだまだ語りあかしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

今夜はコントを

今夜もう少しで、

コント師日本一を決める大会キングオブコント開幕。

 


f:id:denimm1222:20171003231156j:image


個人的に優勝を一番願うのは、決勝進出5度目のさらば青春の光
あと、注目はGAG少年楽団
結成たった五か月目のコンビや、ベテラン勢、男女コンビ、トリオも出揃った大会。
楽しみしかなーい。

 

http://www.king-of-conte.com/2017/

詭弁の向こうにあるもの

SNSには時折、トンデモ投稿を目にする。

 

執拗に繰り返される悪口、罵詈雑言の数々。

吐き気がする。

タチが悪いのは、周りの空気を見ながら

形勢が悪いとみるや

詭弁を弄して狡猾に論点をずらしていくこと。

それをすればするほど

出発点の違和感が

あぶり出されていく。

 

そんな投稿に自分の知っている人が

賛同をしていると脱力する。

 

もしかすると、その投稿そのものよりも

こころを消耗するに充分な材料かもしれない。

 

なぜ他人の投稿にこんなに悲しさを覚えるのだろう。

わたしは立派な正義感などはなから持ち合わせていない。

それはきっと

こんな発言をする人に時間やお金や手間をかけ

つかの間でも素晴らしい人と捉えたわたしの人を見る目の無さを

受け入れなければいけないことが

わたしを苦しくさせるのだと思う。

 

あなたは今、幸せですか?

道を引き返すことは恥ずかしいことではない。

引き返して、また

陽の当たる場所に帰って来られる。

 


f:id:denimm1222:20170929094945j:image

 

目的は手段を正当化しない。

どんなに崇高な目的だとあなたが叫んでも。

 

 

 

 

 

 

 

「ミッケ♪」

やっと見つけました。
カレー愛の強すぎる我が家に

これぞまさしく探していたサイズと質感。

 


f:id:denimm1222:20170926231753j:image

 

古谷製陶所のカレー皿。

 

信楽に工房「古谷製陶所」を持つ古谷浩一さんの器。

土にこだわり、また使いやすさにこだわって作られる粉引の白い器は

土が持つ風合いを残しながらも

釉薬を掛けて焼成されているので

備前焼などに見られる素朴で武骨な印象というよりは

優しい表情を持った器です。

 

よく行く雑貨屋さんで「うつわ展」をやっていて

見て手にした瞬間決めました。

 

形、サイズ、質感、価格の上限、

わたしの中で予め決めていたどの項目も二重⭕。

思わずこころで言ってました。

「ミッケ」

 

何年も探していました。 

掬いやすくカレーがこぼれにくいけど

スプーンは沿わせやすい縁のうつわ。

 

お片付けを家中すると

モノを我が家に入れるとき、

かなりの “吟味派” になります。笑

 

我が家にどうしても迎え入れるというなら

納得して愛せるモノと付き合う。

その気持ちは、日常にも波及します。

たとえば、時間にも。

たとえば、人間関係にも。

 

孫にこの器でカレーを出せるほど

これからずっと大事に使おうと思います。

 

って、下の子、8歳ですけどねー。

 

 

 

 

 

 

 

美しいひと

美しいひと。

 

憧れの “美しいひと“ は

それぞれに違う魅力があるんだけど

みんなに共通していることがある。

 

それは、みんな姿勢がいい。

もれなく。

 


f:id:denimm1222:20170922215849j:image

 

新しいことを始めると視点が増える。

 

きっと

着物の着付けを

教えてもらっているからだろう。

 

ふと、そう思ったのは。