denimm日誌

雑記帳

男性ブランコ単独ライブ「ほんのり海の日」レポ

男性ブランコというコント師のライブを見た。 もちろん配信ライブだ。 コロナ禍で起きる数少ないよかったことのひとつが、 配信という形で普段なら簡単には見られないライブが 地方在住でも楽しめることだ。 昨夜見たライブの余韻に浸りつつ 備忘録にしてお…

22歳の女の子の早すぎる死について

私はテラスハウスって番組は見てなかったし実情も何も知らない一般人だけれど、22歳の若い女の子が自ら亡くなるという地獄を、シングルマザーとしてひとり受け止めるお母さまの気持ち、いかばかりかと思う。 子どもを生んだ女はみんなそうではないかなと思う…

子ぎつねの記憶

昨日は今年最後の朗読会練習。 「手ぶくろを買いに」の小ぎつね役。大役にまだ少し緊張する。母さん狐は気が進まない場所に子どもひとりで行かせるけど、私なら付いていくけどなぁとぼんやり思う。 教科書に載ってたこのお話を初めて読んだ小学生の私は、 ど…

お月見どろぼうさん初体験

中秋の名月の今夜。 あいにく今年の月は恥ずかしがり屋なようで 私の住む町にはあまり顔をのぞかせてくれませんでした。 そんな今夜は、次男の通う将棋教室の日。 途中立ち寄ったコンビニで レジ横に並ぶ団子たちと一緒に 籐籠に入った飴やラムネなど 小さな…

まく子、読了

西さんが表現する受容的な世界に惹かれる。 変わっていくこと そのまま変わらずにいること どちらも恐くないことなんだって そう信じられる。

繋がるバトン

9歳の次男がリビングで本を読む私に、 「お母さんが一番好きな本を書く人は誰なん?」 と、聞いてきた。 「いっぱいいるけどなぁ…」 と、言い淀んでいると 「今、読んでるのは誰の本なん?」 さらに聞いてきた彼に 「これ?これは西加奈子さんって人なんよ」 …

嘘でいいから

7年間という歳月が 心変わりさせることだってあるだろうし 自分の子どもが欲しいって気持ちは 人に備えられた本能に近いものだとも思う。 けれど貴理子さんの夫には たとえ、別の好きな人ができたといった 分かりやすくアケスケで下衆な言葉でいい… せめて…

待ってはくれない君

週末、ふだん車ではよく通る緑道沿いをひとりで歩いた。 子どもの習い事が終わるまでの、気まぐれな退屈しのぎだった。 とっくに時期を過ぎた桜並木は 数日前の桜流しの雨に打たれ、舗道を桜色に染めていた。 わが家は毎年春になると 父のお墓がある四国へフ…

M- 1ツアーin 福山に行って来たよ

久しぶりのお笑いライブ、幸せすぎた受験生の母から解放され、申し込み多数の抽選で行けることになったライブだった。 一緒に行った友人が言った「これってご褒美チケットだね」の言葉に素直に頷く。 帰路の電車旅は、車窓から桜流しの雨。からの~福山城を…

ドラマ大恋愛ロスなあなたへおすすめの本

経年劣化による古びたその本は、角が折れ日焼けし茶色く変色している。 背表紙に定価280円と書かれた新潮文庫のそれは 昭和42年に既に43刷改版されていた。 もともとは祖父の書庫にあったものだ。 平成最期師走の先日 私は録り溜めていたあるドラマを見たあ…

嗅覚を信じる

本をジャケ買いしても 中身も間違えてないって感じられるようになったのはつい最近。 自分の嗅覚を信じていいんだなって思える。 それはとても楽しいこと。 糸井重里「思えば、孤独は美しい。」エラ・フランシス・サンダース「翻訳できない世界のことば」梶…

揺れる曼珠沙華

連休中に仕事のある夫のお役目を仰せつかり 嫁である私は子どもふたりを連れて 義実家のお墓まいりに行ってきた。 ひとりで行くのは気乗りはしないものだが 義母の眠る墓園は 彼女の穏やかな人柄を表すかのように 静謐で整備された変わらぬ美しさで いつも私…

天才はあきらめた 読了

「天才はあきらめた」読了。 南海キャンディーズ山里さんのキャラで ここまで晒けだした思いを世に放つのは、 勇気のいることだったんじゃないかなぁ。(←ちょっと、何様なの…) クズど真ん中な山里さんと、 努力の天才な山里さんの振り幅が大きすぎる(笑) で…

熱中症に脅える今こそ推したい真夏鍋

「命の危険がある。災害と認識している。」 かつて、聞いたことのない言葉で形容される“今年の夏”。 そうでなくとも夏休みの3度の食事メニューは 地味に母親を悩ませます。 早朝から起きた途端に汗ばむわが身。 夫のお弁当を用意し ふたりの子どもに朝食を…

ひとりの母として願う

渦中の日大アメフト選手が顔出し、名出しで「もうアメフトやるつもりも資格もない」って言葉、辛すぎる。 産まれたばかりの赤ちゃんに、食事を与え、名門大学で選手になるまで元気に大きくしたのは、こんな日の為じゃない。 彼と彼の親御さんに対して、日大…

好きな花の咲く頃に

野や街で見かける花の名前を スラスラと言える人に 羨望の眼差しを向けてしまうほど 私は花を知らないのですが、 そんな私の好きなお花はスズランです。 異称を「君影草」と名付けられている事を知ってから この季節になると 一層、目に留めるようになりまし…

「あなた」らしさを表すもの

あなたが言葉にして口にする事よりも あなたが決して口にしない言葉が 「あなた」を表現する。 言葉にはしない「あなた」の声。 その声にわたしは惹きつけられる。

プチ大人買い

立ち寄った古本屋さんで20%offしてたから 調子に乗って大人買い。 読みたかった本や ウチノコにしたかった本たち。 今読んでる小川洋子さんを読み終えたら キミたちの元に飛んでいく。

パクツイさん、サンキュー

海に向かって「バカヤローっ!」て叫んだだけで 海から意識高い人間がザバアーッって顔を出して 「バカなのは貴方ではないですか?」 とか言い始めるのが現代のインターネット って誰かの呟き。 一部ではパクツイと呼ばれるものらしいが 初見だった私には、…

片付けメリット 暫定第1位

片付けメリット 今日の第1位 普段が圧倒的おっちょこ&ズボラな母でも 印象操作1000%増しで “ちゃんとしたお母さん” として扱われる事。 ふぅ、今年の家庭訪問も無事終了。 さぁ、これから1年、 ボロを出さずに乗り切れるか、がんばれわたしっ。

子どもたちからのご褒美

上の子のときから数えると、何冊も小学生の子どもたちの前で絵本を読む機会をもらいました。 わたしの参加する読み聞かせボランティアでは、年度末に子どもたちからそれぞれお手紙を受け取ります。 この本が楽しかったとか、来年も来てくださいとか、中には…

内なる声に

慌しい日常を生きるわたしたちは 時には立ちどまって 自分の “内なる声” に 耳を傾けることは無駄な時間ではないと思う。 かと言っていきなり さあ、やってごらんなさい と言われても どうしたらいいのか戸惑うばかりだ。 そんな時は 部屋を片付けることはか…

コウノドリ 四宮先生の言葉から

昨日、夫婦で録画したコウノドリを観る。 初めての子育てに 不安を募らせる出産直後の母親に対して “俺も手伝うから” と 当事者意識なさげな父親に対して “手伝うじゃない、あんたの子だ” って言い放った四宮先生の言葉に ブラボー♪の拍手を思わずしたら “こ…

こどもに絵本を読むその前に、手にしてほしい本「えほんのせかいこどものせかい」

「子どもが、絵本から受けるそぼくな感動を、うんと大事にしてやってください。」 「えほんのせかいこどものせかい」松岡享子著 日本エディッタースクール出版部 絵本というもの、読み聞かせということについて 輪郭さえ持っていなかったぼんやりとした疑問…

街路樹にて

十月の冷たい雨にむせびなく街路樹の袂で、いっぴきだけ蝉の亡骸。仲間には会えたの? そう問いかけたくなるほどの、きみの情緒。

たゆたうままで

桜庭一樹の本、私の男を読了。 この描写、この言葉を二階堂ふみと浅野忠信が、映画の中でどう演じたのか観たいけど、本と感じが違ってたり、印象的に思えたシーンが映画で描かれてなかったりすると、途端に自分の中で作品自体が色を失くしてしまう自己中だか…

プチ朗読会

最近、古典に触れるのが楽しくて 齋藤孝さんの本 「声に出して読みたい日本語」という 素敵な水先案内に従って わが家では、プチ朗読会が開かれています。 こちらの本では 古典や落語、近代文学から 素晴らしい日本の言の葉を紐解きながら 暗唱や朗唱の大切…

優勝はかまいたち@キングオブコント2017

キングオブコント2017が終わりましたね。 *キングオブコント公式サイトより 今年の優勝は 大阪の実力派かまいたち。 (このまま敬称略で書かせてもらいますね) 一本目のネタは 審査員の松本人志が 本人たちもウケてんのが分かってやってる って、言ってました…

今夜はコントを

今夜もう少しで、 コント師日本一を決める大会キングオブコント開幕。 個人的に優勝を一番願うのは、決勝進出5度目のさらば青春の光。あと、注目はGAG少年楽団。結成たった五か月目のコンビや、ベテラン勢、男女コンビ、トリオも出揃った大会。楽しみしかな…

詭弁の向こうにあるもの

SNSには時折、トンデモ投稿を目にする。 執拗に繰り返される悪口、罵詈雑言の数々。 吐き気がする。 タチが悪いのは、周りの空気を見ながら 形勢が悪いとみるや 詭弁を弄して狡猾に論点をずらしていくこと。 それをすればするほど 出発点の違和感が あぶ…