denimm日誌

雑記帳

2019-01-01から1年間の記事一覧

子ぎつねの記憶

昨日は今年最後の朗読会練習。 「手ぶくろを買いに」の小ぎつね役。大役にまだ少し緊張する。母さん狐は気が進まない場所に子どもひとりで行かせるけど、私なら付いていくけどなぁとぼんやり思う。 教科書に載ってたこのお話を初めて読んだ小学生の私は、 ど…

お月見どろぼうさん初体験

中秋の名月の今夜。 あいにく今年の月は恥ずかしがり屋なようで 私の住む町にはあまり顔をのぞかせてくれませんでした。 そんな今夜は、次男の通う将棋教室の日。 途中立ち寄ったコンビニで レジ横に並ぶ団子たちと一緒に 籐籠に入った飴やラムネなど 小さな…

まく子、読了

西さんが表現する受容的な世界に惹かれる。 変わっていくこと そのまま変わらずにいること どちらも恐くないことなんだって そう信じられる。

繋がるバトン

9歳の次男がリビングで本を読む私に、 「お母さんが一番好きな本を書く人は誰なん?」 と、聞いてきた。 「いっぱいいるけどなぁ…」 と、言い淀んでいると 「今、読んでるのは誰の本なん?」 さらに聞いてきた彼に 「これ?これは西加奈子さんって人なんよ」 …

嘘でいいから

7年間という歳月が 心変わりさせることだってあるだろうし 自分の子どもが欲しいって気持ちは 人に備えられた本能に近いものだとも思う。 けれど貴理子さんの夫には たとえ、別の好きな人ができたといった 分かりやすくアケスケで下衆な言葉でいい… せめて…

待ってはくれない君

週末、ふだん車ではよく通る緑道沿いをひとりで歩いた。 子どもの習い事が終わるまでの、気まぐれな退屈しのぎだった。 とっくに時期を過ぎた桜並木は 数日前の桜流しの雨に打たれ、舗道を桜色に染めていた。 わが家は毎年春になると 父のお墓がある四国へフ…

M- 1ツアーin 福山に行って来たよ

久しぶりのお笑いライブ、幸せすぎた受験生の母から解放され、申し込み多数の抽選で行けることになったライブだった。 一緒に行った友人が言った「これってご褒美チケットだね」の言葉に素直に頷く。 帰路の電車旅は、車窓から桜流しの雨。からの~福山城を…