denimm日誌

雑記帳

子ども♂との日々

息子の友達が私の側に来て、

可愛い笑顔でずっと話しかけてくれる。

 


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最初は拙い仕草だと思っていたけれど

もう無視はできないと悟る。

 

さっきから、彼は指の爪先を使って、

鼻の穴の入り口周辺の異物(ハナ○○)を

いろんな角度ではじき飛ばしている。


躍動感ありげな、その異物の行方が気になって、

途中から彼の話が私にはまったく入ってこない。

 

母になるってすごい。
それでも、持ち場から逃げない勇気。

 

 

UNIQLOが返品を受け付けてくれた件

昨日、試着をしなかったことで

お買い物に失敗したことをブログに書きました。

 

考えた末、返品をお願いすることに。

お店も受けて下さいました。

 

これから、子どもを寝かせるのですが

寝オチする自信があります!!

 

ひとまず、UNIQLOのお店の方の対応が

とても素敵だったので

取り急ぎ、その旨だけお伝えします。

 


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詳細は、後日書きます。

 

おやすみなさい。

ブラトップ白Tシャツにご用心

お片付けをやりきると

自分の好みや必要なモノがはっきりします。

買い物にも慎重になります。

 

そんな私が、

UNIQLOのブラトップシャツを買いました。

汗ばむ季節に向け

1枚で着られるTシャツはありがたい。

1枚1990円 2枚だと2990円。

 

ちょうど下着を買い替えようかと

思っていたところだったので

コスパとしても買いだと思えました。

 

ボトムの色を選ばない、

汎用性では他の追随を許さない白。

ブラトップ白Tシャツ2枚を

我が家にお迎えしました。

 

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結果、無理だったー。

 

なぜって、カップがガン見せです。

これは致命的ですー。

 

1枚で着られますって謳うなら、透けるのはNGだと思うなあ。

白だから?

昨年か一昨年に

同店で買ったカップ付きキャミソールは

白でも、透けないのに

今年、どうしちゃったんだろう。

 

街に中年の露出狂が現れても、誰も幸せにならない。

それなら部屋着にしたら?と夫が言うから

脳内シミュレーションしてみました。

 

例えば盛夏のある朝、宅急便の方が来る。

「はーい!」って私は返事をして

マンション下のロック解除キーを押す。

 

エレベーターに乗って

自宅ピンポンを鳴らされるまでがリミット。

 

えーと、靴は散らばってないかな?

うん、玄関よし!!

モノも置いてないかな?

うん、廊下よし!!

 

はっ! よしっじゃない。

今日、わたし透け透けTシャツ着てるーー!!

羽織りもの、どこだー!!!

 

 

……絶対、こうなる。

 

無理なの。

そんな毎回自宅に一瞬誰かが来るたび

汗だくの真夏に

バタバタと羽織りものを探すマメさが

わたしにあるとは思えない。

 

やっぱり、我が家での役立て方が見えない。

久しぶりに、盛大にお買い物で失敗しました。

 

かぶりものの白だし

まして、肌に直接当たる服は

お店で試着をためらったけれど

やっぱり必須ですよ、

試着、ぜったい。

 

お買い物マスターへの道のりの長さを

今、噛み締めております。

 

わたしの失敗が

誰かのお役に立ちますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉にならない秘密

自分にとって本当に切実なことは、言葉では言えないのだということにも気づく。言葉にしないのではなく、言葉にならない秘密が私を生かしている。

谷川俊太郎著 「ひとり暮らし」から

 

 
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素敵な本との出会い。


胸を打つ言葉、オモローな言葉で
わたしをお腹いっぱいにしたい。

片づけで出来るママ3割増しを狙う…うひゃひゃ

今日、担任の先生が我が家にお越しになり
これで我が家の子どもふたりの
家庭訪問が終わりました。

前日、PTAの会議があり、
それに参加したのですが
みんな家庭訪問の事を
ため息混じりに口ぐちに話します。

やっと終わったとか
これから帰って掃除しなくちゃとか

以前のわたしもそうでした。
この時期大変よねーって

もう口角あわ飛ばしていたと思う。



一度片づけきると楽なのは
もう、言わずもがな。

今回の家庭訪問のために
片づけに使った時間は15分。

掃除に使った時間は45分
45分の内
キッチンの流しや
壁に付いた小さな汚れに
ほとんどの時間を費やしました。
気になったら、止まらなくなって、つい…

どこの先生が
教え子の蛇口のピカリ、気になるの?

脳内の全わたしがつっこんでました。


家庭訪問はドラマに出てくる小姑のように
いかに片付いているか、
掃除が行き届いているかを
見にいらしているわけではありません。

けれど、母親も褒められればうれしいのです。

「ここで飲むビールは美味しそうですね」
「成績が下がったら学校のせいですね」
「こんなに片付いた家ないですよ」

とかね…

とんでもないことです。
なんて、すまして答えていても
キャー(♡)なのですよ、
こっそりと。



リアルにお付き合いがあるお友達には
とっくにバレていることですが…

わたしは人並みにできること、
得意なことも少しはあります。
そう信じるからこそ、
お片付けアドバイザーの肩書きを名乗ります。

けれど

できないことは絶望的に出来ないのです。

レーダーチャートでしたっけ?
能力を表す六角形みたいな、ありますよね?

あれで、表すと
そこそこ歪(いびつ)な形になると思います。

そんな母親のわたしでも
家が片付いている。
たったそれだけのことが
印象をよくしてくれるのです。

人は成熟する途中ですから
ちょっとした行き違いや言葉のアヤが
関係性に綻びを作ることがあります。

でも、自分のことをよく思ってくれる相手に
人は当たりが柔らかくなるものですね。
そこに不感症ではいられない。

そうすると
相手も笑顔で返したくなる。

微笑みの交換があるのです。

仮に後々、先生と了見が違うことがあっても
それは、その時に考えればいいと思っています。


ともあれ、新学期最初の行事が終わって
やっとこれで、子どもたちも
長く学校にいてくれると
ホッとしています。


そうそう、
中学って、小学校と違って
一気に教科書、副教材、プリントと
学校の持ち物って増えますよね。

おまけに、母親じゃ重要度が判断できない。
子どもにもよく分かってない。

受験を考えたら全部いりそうだけど
全部は子どもが管理できなさそう。

そう思っていたので
その判断基準を伺ったら
先生が子供部屋で実際に整理して下さると。

で、処分OKが出たものがこちら。

およそ、半分でした。
おかげで、長男の机周りはすっきり。

以前なら出来なかったな。
さすがにモノがミルフィーユ状態な部屋には
お通しできないですものね。

差し出された諭吉

近所の人気パン屋さんに寄る。


パンをふたつ選んで、レジに並ぶ。


ふと見ると、

わたし以外、列の前ふたり、うしろの人も、

トレイには

溢れんばかりの大量のパンが乗せられていた。


「480円です。」


レジの店員さんに告げられたわたしは、

咄嗟に諭吉さんを渡していた。


いつもなら、英世さんを差し出すくせに。

 


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ちいさな見栄を

分かってほしい昼下がり。

 

 



 

親ばかの時間

数え方クイズを子ども(7才)とする。

 

車は? 

1だい!!

 

これは簡単すぎると言う。

 

じゃあ、家は? 

いっけん!!

 

もっともっと難しいの出して、と注文が入る。

 

ならばと、

 

「涙はなんと数えるでしょう?」

と出題した。

 

ひとしずく!!」

即座に答えが返ってきた。

 

スゴイなあ、しずくなんて言葉知ってるんだねと

次男を褒めると、

 

「あたり前じゃ、赤ちゃんの頃から、毎日お母さんに絵本を読んでもらっとんで」

 

と、バカにするなと言わんばかりに

混じりけのない表情を浮かべるわが子。

 

ああ

 

わたしはなんと可愛い生き物を

この世に産み落としたのだろう。

 

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爆上げ高感度

褒められたら、

まっすぐ受け入れて受け取り上手になろう!

という声をよく耳にする。


ひとつの考え方だし

すんなりそれができる人は

それは、もう才能だと思う。


なにより

手渡した人、受け取った人

どちらも嬉しい。

世界が幸せに回っているのだ。


 

先日、ある友人に、

達成した出来事についてすごいねって言ったら

 

「いえいえ、それは◯◯さんのおかげですー」と、

 

彼女は赤らめた顔で全力否定していた。

 


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真っ直ぐ受け取ろうとするなら

“無邪気” というものが必要になる。

そこに、葛藤は存在しない。

 

彼女は、わたしの褒め言葉を

そっくりそのままには受け取らなかった。

けれど、ありがとうと言って

彼女ではない別の人に花を持たせた。

 

“謙虚“ とか “謙遜” というものは

今は言うことが憚られる様相があるほどに

以前より価値が低くなったかにいわれる。

けれど、わたしはそれらの言葉の株価は

もう少し上がってもいいと思う。

 

低く見積もられすぎだと感じるのは

その時、友人の高感度が

わたしの中ですさまじく爆上げしたからだ。

 

大きめなジェスチャー

いかに○○さんが素晴らしいかを必死に伝えてくる彼女を

心から可愛い人だなあと思っていたのだった。

わたしのピース

気まぐれに入ったご飯やさんのランチが、

びっくりするほど美味しかったり、

 

たまたま手に取った本が、

今の気持ちにドンぴしゃ寄り添ってくれる物語だったり、

 

天気予報を裏切る通り雨に弱っていたら、

載せてないはずの傘が車に置いてたり、

 

初めて挑戦した料理を、

家族が美味しそうに食べてくれたり。

 


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わたしの幸せは、

ちいさい小さいピースで出来てるんだと

今更ながら気づかされる。

 

わたしの感覚を

わたしは信じてあげればいいんだよねって

本当にそう思う。

愛情という下敷き

人はオモシロイ生き物だと思う。

ひとりの人間を人が判断したり

まして評価したりすることは難しいことだと思う。

 

素晴らしい人だと思っていたけれど

思いもよらない言葉から

その人の性根が透けて見えて

がっかりしたり

 

ダメな人だなあと思っていた人が

誰よりもそこはかとない優しさを

ひめていたことに気づいて

今までそれを見抜けなかった自分の嗅覚の無さに

恥じ入る思いになることもある。

 

又吉直樹さんが書いた本「火花」の中に

好きな場面がある。

 

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

 

 

主人公徳永と、先輩芸人神谷が

立ち寄った喫茶店を出る時、

小雨が降っていたので

店のオーナーがひとつしかない傘を

貸してくれるのである。

しばらく歩くと、雨はあがるのだが

その描写が素晴らしい。

 

少し長い引用になるが

お付き合いくださると嬉しい。

 

“ 雨が上がり月が雲の切れ間に見えてもなお、雨の匂いを残したままの街は夕暮れとはまた違った妙に艶のある表情を浮かべていて、そこに相応しい顔の人々が大勢往来を行き交っていた。傘を差しているのは神谷さんと僕だけだ。そんな僕たちを誰も不思議そうには見なかった。神谷さんは傘を差し続けている理由を説明しようとしなかった。

 ただ、空を見上げ、「どのタイミングでやんどんねん。なあ?」と、何度か僕に同意を求めた。喫茶店のマスターの厚意を無下にしたくないという気持ちは理解できる。だが、その想いを雨が降っていないのに傘を差すという行為に託すことが最善であると信じて疑わない純真さを、僕は憧憬と嫉妬と僅かな侮蔑が入り混じった感情で恐れながら愛するのである”

 

雨上がりの空の下でも、傘を差し続ける行為は

奇異に思われる行動だろう。

 

でも、その行為をする人

その行為を傍で見ている人も

ひと色では表現できない、

何色もの感情が

混ざり合い溶け合った気持ちを持ってそこにいる。

 

世の中には誰かを批判することで

自分の個性を出そうとする人もいる。

 

けれど

人への愛情という下敷きに支えられた、

完璧ではない人を優しく見つめる世界が

あることもまた真実で

その世界をわたしは美しいと思うし

愛しいと思う。